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ごあいさつ
筑波大学医学医療系血液内科学
坂田麻実子
坂田麻実子
2024年11月千葉滋教授の後任として筑波大学医学医療系血液内科学教授に着任しました坂田麻実子です。
当教室は、日本血液学会血液専門医18名を含むスタッフ・学生・専攻医によって、最先端の血液学研究、リサーチマインドをもった若手医師および研究者教育、高度医療を実践しております。
対象とする疾患は、悪性リンパ腫や白血病をはじめとする造血器腫瘍、溶血性貧血や凝固異常症をはじめとする非腫瘍性疾患まで、多岐にわたります。特に造血器腫瘍においては、化学療法や分子標的療法に加えて、近年急速に進展しているゲノム医療、HLA半合致移植および臍帯血移植等を含む造血幹細胞移植、キメラ抗原(CAR)-T細胞療法も取り入れ、最先端の専門的な医療を提供できる体制を整えております。
働き方改革や価値観が多様化する時代にこそ、変化に左右されることのない普遍的な目標が重要と考えます。当教室の目指す理念は以下の3つです。
1. 教室員が互いに切磋琢磨し、学問としての血液学を最高峰まで追求・発展させること
2. その成果を臨床へと還元し、患者さんの診療に役立つトランスレーショナルリサーチへと昇華させること
3. 患者さんの心に寄り添い、仲間との輪を大切にして、これらを成し遂げること
出身大学や国籍の垣根を超え、教室員の一人ひとりが「血液学を発展させる側に立つ」という心意気をもつことで、今日の患者さん、そして明日の患者さんに最善の医療を提供できるよう真摯に取り組んで参ります。