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健診データを活用した成人における好中球減少症の疫学・予後調査

健診データを活用した成人における好中球減少症の疫学・予後調査
 
筑波大学附属病院血液内科では、成人における好中球減少症の疫学・予後調査を行うため、以下の内容で研究を行っています。
 
研究課題名:
健診データを活用した成人における好中球減少症の疫学・予後調査
 
研究の意義・目的:
成人慢性好中球減少症は重症例では感染症などで命にかかわる疾患群ですが、その発症頻度や合併症、予後などの詳細は分かっていません。これらを明らかにするには多数の症例の経験の蓄積が必要ですが、本疾患はまれであり、一施設に来院する症例数は極めて少ない状況です。また、健康診断で指摘されるような軽症例は経過観察のみで病院を受診しないことも少なくないと考えられています。そこで、健診施設と連携した疫学調査を計画いたしました。
 
方法:
公益財団法人茨城県総合健診協会および一般財団法人茨城県メディカルセンターから、健診データの提供を受け、好中球減少症の発症頻度や原因・合併症などを解析します。対象となる健診は、下記期間に実施された、白血球数および白血球百分率を含む健診(人間ドックや電離放射線健康診断など)です。また、これらの健診を受診した方が下記期間に同一施設で別の健診を受診した場合、それらのデータも含めて解析します。
公益財団法人茨城県総合健診協会:2010年4月1日~2015年3年31日
一般財団法人茨城県メディカルセンター:2009年4月1日~2014年3月31日
 
研究期間:
本研究の研究期間は、2015年8月4日から、2018年3月31日までです。また、本研究において収集されたデータは、本研究の終了日から5年間、保管されます。
 
保有する個人情報の利用目的:
本調査で得られた情報は、本研究のためだけに使用します。各健診施設から筑波大学へは患者さんの氏名などの個人情報は提供されません。解析結果は論文や学会、ホームページ等で公開されますが、その際も同様に個人情報は公開されません。
 
保有する個人情報の開示、問い合わせ、参加辞退の希望等については以下にご連絡ください。
 
研究代表者:
筑波大学附属病院血液内科 千葉 滋
研究事務局:
筑波大学附属病院 血液内科 横山 泰久
電話:029-853-3127 (血液内科ステーション、対応可能時間:平日9:00-17:00)
FAX:029-853-8079